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ヘルゲートガイド

Albion OnlineにおいてヘルゲートはPVE fame、PVP fame、アイテムドロップが得られる人気コンテンツです。主にイエローゾーンでの5vs5について説明していきます。

ヘルゲートの仕様

ヘルゲートのタイプ

  • ブルーゾーンで発生する2vs2
  • イエローゾーンで発生する5vs5
  • レッドゾーン(T3、T5、T7)で発生する2vs2
  • レッドゾーン(T4、T6、T8)で発生する5vs5
以上4種類のヘルゲートがあります。画像はFAQに乗せたので省略します。報酬は下に行くほど増えます。ブルーゾーンではやられるとゾーンの外へ追い出されますが装備は失いません。他3種は負けると全ロストです。

ヘルゲートのルール

 フィールドにいるボスを倒すと隔離ゾーンへ入場するゲートが表れます。隔離ゾーンでは外周にミニボスが3または5体いるのですべて倒すと中央に大ボスが出現します(2vs2ならボスの代わりに報酬の入った箱になります)。このボスを倒すと報酬が得られるのでそれを2チームで競い合う形式です。
 ヘルゲートのmobは倒したら爆発しダメージを受けるので気を付けてください。AOEで2体同時に倒したときは避けないとまず気絶します。ノックバックやスワップでこれを狙ってくるチームもあります。

IPキャップ

ブルー、イエローゾーンでは700がソフトキャップ、それを超えた分は80%のペナルティを受けます。レッドゾーンでは1000がソフトキャップ、ペナルティは50%です。
1200IPのキャラクターがレッドゾーンの5vs5に入ると、IPは 1000+(0.5*200) = 1100 となります。同じキャラクターがイエローゾーンの5vs5に入ると 700 +(0.2*500) = 800 となります。

5vs5の主流編成

基本的にはクリスタルGvGと同じですが、やや攻撃的な編成となる傾向があるように思います。おそらく一番多いのは次の編成です。
heavy mace - carving - permafrost - 1h xbow - redemption
melee枠はgreat hammerやhalbardが入ることがありますが、後ろ3つはほぼ固定です。
上の編成のメタ的な編成として次のものがあります。
carving - broadsword - claymore - great holy - great holy
melee3で敵後衛に突撃する狙いです。ヒーラーが2人なので初心者向けとも言えます。
更にこのメタとして、1番上の編成にアーケインを入れて攻防両面を補うものがあります。

チームを作る際の注意点

  1. DPSは足りているか
  2. 敵のE、Rスキルを潰す手段はあるか
  3. メタ対策
 DPSに関しては1h xbowがいればまず何とかなります。それほどWのsunder shotは優秀です。逆にいない場合はダメージを補うためにコストをかける必要が出てきます。
 敵の主要スキルを潰すため、ヘルゲートではfiend sandalsが良く採用されます。敵が下がるのを防ぐだけでなく、チャネリングも潰せるからです。他CCもパージ、サイレンス、ノックバックのうち2つくらいは欲しいです。
 メタ対策は今でいえばgreat holyやiron clad、3 meleeの後衛突撃あたりをどうしのぐか、ということです。経験が必要ですがこれには勝つ、これはあきらめるといったような割り切りが必要がです。

 〇〇は有りか無しか?みたいな質問を見かけることがありますが、5人のバランスが重要であるため単品で考えるのは意味がありません。スキルのある装備スロットが1人につき4つ、5人いるので20スロットを埋めていきますが、突き詰めればある程度自由に決められるのは5つもないです。

 例えばDota2であれば、ある程度経験のあるプレイヤーは試合開始前にチーム構成を見てどちらが勝つか、6-7割程度は当てることができると思います。システムやゲームバランスの違いはあれど、albionでもチーム構成は重要です。

 一般的な構成であるheavy mace、carving、permafrost、1h xbow、redemptionを例に挙げます。この構成からpermafrostがgreat cursedに変えた場合、周りはどう影響を受けるでしょうか。バーストダメージに欠けるcursedと、sunder shotの3秒間にダメージを集中させたいxbowでは相性が良いとは言えません。同じdpsだからと相談もなしに変えたのであれば、チームの5人はメタを理解していないことになります。武器を一切変えるべきではない、とまでは言いませんが、個人ではなくチームとしてパターンA、パターンBのように切り替えるべきでしょう。

 結局のところ、チーム構成を考えるということはチームとしてどう戦うかということです。前衛から倒すのか後衛から倒すのか、先に仕掛けるのかカウンターを狙うのか、ヒーラーはholyなのかnatureなのか、そのほか回線状況やVCの有無を考慮すれば大体形は定まってくるはずです。

人気武器とその理由

1h xbow
8秒に1回撃てるsunder shotが強力なためEスキルが弱体化されてもxbow自体は人気のままでしょう。ただ個人で使って強いものではなく、人気が勝ちすぎている感じはあります。

permafrost
Qスキルの範囲、ダメージ、射程が強いので依然として人気です。morgana capeとの組み合わせも強力な上にブリンク持ちという破格性能です。但し1h xbowと同様、周りのサポートありきの武器です。

broadsword
EスキルがCD10秒でタウントと揃えやすくデメリットを打ち消すため強いです。チーム編成で他との相性を選ばない点も魅力です。

claymore
Eスキル自体はそこまで強くないものの、定番のcarvingやxbowとの相性が効果、CD面で優れておりセットでいることが多いです。

halbard
Eスキルの範囲が広くプレートを着ていてもダメージが期待でき、回復阻害を持ちます。更にCDも短く使い勝手が良いです。carrioncallerのbuffで使用率が少し下がりそうです。

carving
範囲で敵のレジをcap近くまで下げるためmelee DPSとしてはhalbardと1番人気を競います。ソード系は機動力が高く使いやすいですが、今後はparry strike弱体化で多少減るかもしれません。

normal bow
AOE、バースト性能は低いですがデバフが豊富でDPS自体は高く安定します。

black monk stave
チョークポイントに撃つとデバフを入れつつ相手を分断でき、応用が利くiron cladのような感じです。ヘルゲートよりはCGVG向けです。

deathgiver
アサシンタイプではなくプレートを着て普通に前衛をします。機動力重視のためかQをdeadly swipeにしているのをよく見ます。

ヒーラーはredemption、great holy、druidicで9割以上を占めると思います。逆にタンクはバラエティに富んでいます。

戦い方

 一般的なMOBAのように、タンクがイニシエートしDPSがAOEを重ねるようなことはあまりありません。どちらかというとレーン戦に近く、短い時間でダメージ交換を行い押したり引いたりを繰り返していきます。なぜこうなっているかというと、後衛の多くは足はブリンク、胴と頭に無敵スキルを付けており、強力なAOEスキルはCDが30秒からなのでうまくいかなかったときの代償が大きいためです。
 良くある編成である後衛3、前衛2同士の場合、前衛vs後衛で削り合いを繰り返す形になります。後衛のDPSでfrost+xbowが人気なのはタンク相手でも倒しきることができるためです。

ロール別注意点

タンク
味方前衛が攻撃的であれば敵ヒーラー、自チームのDPSが後衛頼りであれば自分の身を守るため一番DPSが高い敵に張り付きます。敵ヒーラーがnatureの場合はタンクが張り付く意味は薄いです。敵が3人後衛に来る場合は後衛を守ります。

DPS
他DPSとフォーカスを合わせます。基本はQスキルを撃ち続け、タイミングを見てW、Eスキルを合わせます。例えば味方にソードがいる場合、ダメージを出すには3つチャージを溜める必要があるなど、最低限スキルの仕様を把握しておきましょう。

ヒーラー
一番狙われるためビルドは研究されつくしており、選択肢はあまりありません。すべて1人で対応しようとするとビルドが崩れがちです。できること、できないことを切り分けましょう。

敗因の分析

 最初にチーム構成を決めたときの想定通りに戦えているかが重要です。再現性がなければ勝率もあがりません。

編成や相性に問題がない時、大抵の場合勝てない理由は次の3つです。
  1. ポジショニング
  2. フォーカス
  3. タイミング
 布を着た後衛2人以上が例えばフロストのQスキルを複数回受けると致命的となります。特にDPSはAOEに入らずに敵を攻撃できる場所を探し続ける必要があります。

 フォーカスはどちらかと言えばチームとしての問題ですが、個人として周りに合わせることができているか、自分以外誰も攻撃していない敵を攻撃していないか注意します。
 初心者チームはとにかく敵ヒーラーを狙いがちですが、敵ヒーラーがよほどの初心者でもない限り倒しきるのは困難です。うまいチームはAOEを使いつつフォーカスを切り替えるなどして、ヒーラー+1の2択を迫るような感じで攻めます。フォーカスを最初から1人に集めるとチーム全体の位置取りも1か所に集中しがちなのでAOEに弱いです。

 タイミングについては主にW、Eスキルをいつ使うかです。ヘルゲートで信用/警戒するスキルにxbowのSunder shotがあります。これは現在ヘルスが高い敵のレジを大幅に下げることができますが、効果時間は3秒とかなり短いです。メタはこういったスキルに合わせられる前提であるため、無理ならばxbowの代わりにnormal bowにするなど、別の編成を検討するべきです。

 フォーカスとタイミングを揃えられないのであれば、攻撃面でタンクがいる意味は無いに等しいですし、時間帯によってヒーラーへ3、4人突っ込んでくることが多いと感じるのであればヒーラー2枚の編成でもいいです。あまりメタや常識にとらわれずチームにあった編成、戦い方を模索していきましょう。

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