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Warframeにおける「シールドゲーティング」とはなにか

 

基本的に https://warframe.fandom.com/wiki/Shield の翻訳、解説、まとめっぽい内容となります。


シールドのおさらい

 シールドにはシールド、プロトシールド、テンノシールドの3種類があります。この記事ではテンノシールドを中心に扱います。シールドは主にコーパス兵についているシールドで、プロトシールドはその上位版です。

 シールドはダメージを受ける際にライフよりも先に評価されるシステムであり、テンノシールドは25%のダメージ軽減を持ちますがアーマーによる軽減は得られません。また毒ダメージはシールドをバイパスして直接ヘルスへダメージを与えます。テンノシールドは他シールドと異なり、磁気ダメージに弱いということはありません。


オーバーシールド

 オーバーシールドは通常の最大シールド量に上乗せされた分のシールドです。シールドの上昇バフ、ギアやアビリティによる上限を超えた回復によって発生します。オーバーシールドをまとっている間はシールドの表記が青から紫へと変化します。オーバーシールドは通常のシールドと違い時間によって回復せず、またシールドよりも優先して消費されます。

 warframeのオーバーシールドの最大値は1200(例外はHarrowでパッシブのため2400)で、コンパニオンは600です。フレームに対するオーバーシールドの最大値を増やすことはできません。


シールドゲーティング

 シールドゲーティングはシールドが完全に消費されたときに発生するエフェクトで、シールドで受けきれなかったダメージがライフにまで影響するのを防ぎます。ダメージを受けたときに「ズキューン」とか「バキューン」みたいな効果音が聞こえたら発動してます。シールドゲーティングが発生するとフレームとコンパニオンは1.3秒の無敵時間を得ますが、リセットする(シールドゲーティングを再発動できる状態にする)にはシールドを完全に回復する必要があります。シールドが回復中にシールドゲーティングが発動すると、シールドゲーティングは0.33秒しか続きません。

 Hildryn、Hildrynの2番またはProteaの1番の影響下にある味方、レールジャック下ではシールドゲーティングは3秒間持続します。

 敵のシールドゲーティングは発生すると0.1秒間ライフへの与ダメージを5%しか通しませんが、頭部や弱点への攻撃はこれらを完全にバイパスします。


シールドを増加・回復できるもの

ギア、コンパニオン、アルケイン関連は除外しています。太字は移植可。


Equinox ナイトフォームの4番

Trinityの4番

Harrowの1番

Magの3番4番

Voltの増強4番

電気型Chromaの2番

Hildrynの2番3番

Proteaの1番


その他影響するもの

 Brief Respiteオーラmod(Zenurik極性)、Augurセットmodはアビリティで消費したエネルギーをシールドへと変換してくれます。RAKTA DARK DAGGERは放射線異常に掛かった敵を攻撃することで与ダメージの5%分シールドを回復できます。


ここまで基礎知識です。本題はここからです。


シールドゲーティング(SG)ビルドの検討

 前提としてある程度エネルギーの回復手段が充実している必要があります。具体的にはアルケインエナージャイズをいくつか所有し、Zenurikフォーカスの育成(Energy Pulse、Energizing Dash)は終えているくらいが望ましいです。絶対に必要なものというのはないですが、優先したいのはフレームmodであるRolling Guard、Augurセットを2~4種は欲しいです。Augurセットはフレーム4種、ピストル2種なのでピストルをビルドで固定しておくとフレームのmod枠に余裕が生まれます。

 SGビルドを採用する目的は単発の大きなダメージへの耐性と、フレームビルドの幅を広げるためだと個人的には考えています。ライフ型であればvitality、adaptation辺りは必須ですが、SG型であればrolling guard+augurセットとなり、そのうちaugurセットはアビリティ面の強化をしつつシールド回復が可能となるので、ライフ型よりも候補に挙がるmodの種類は多いです。

 SGはそのシステム自体が非常に強力であり、必須となるmodも少ないのでシールドを持たないInarosとNidus以外簡単に組み込める点が魅力です。ライフ+アーマー型のつもりでいると簡単にダウンするので即死回避持ちであるWukongやKhoraで始めるといいかもしれません。

 空になったシールドをいかにして速く回復させるかが重要であるため、レベル30でシールドが75しかないGrendelは悪くないように見えます。ただGrendelはアビリティ間の依存関係がきつく、アビリティだけで処理できるのであれば問題ありませんが、高レベルになるとmeleeを振り回すだけになり、アビリティ自体やmodを付けている意味がない、という状況に陥りがちです。こうなるとアビリティが使いにくいGrendelを使うよりは、ドラゴンキーを付けてシールド最大値を下げた他フレームの採用を検討するべきでしょう。


 実際の運用を想定すると、近接攻撃を繰り返し、SGが発動したらRolling Guardで無敵を発動、無敵中にCC/アーマーはがしアビリティを使いつつセットmod効果でシールド回復、必要なら更にシールド回復アビリティを使うといった流れが理想的だと思います。立て直しに使うアビリティはKhoraの2番、Harrowの1番がおすすめで、これらはどちらも移植可能です。Harrowの1番はCC兼シールドの回復とまさに必要な機能が揃っておりモーションも小さいため、CCの無いフレームならば最初に移植を検討してもよいほど優秀なアビリティです。Khoraの2番はCC+敵をまとめることができるので耐久のような敵がある程度集まってくれるミッションでは使い勝手が良いです。

 もっと耐久力が必要であると感じるのであれば、Nezha、Rhino、Revenant、Frostのようなライフでもシールドでもないレイヤーを追加できるフレームを試すと良いでしょう。こういったフレームはどちらかというと狭い屋内ではなく、開けた屋外で強いです。

 ミッションについて考えると、SGビルドで行く可能性のあるものは(kuva)耐久、分裂、採掘、防衛、傍受あたりです。ソロでの耐久、グループでの防衛を鋼の道のりでするのがファームの主流なため、ぶっちゃけその両方に対応できるKhoraさえ育てておけば問題ないかなと思います。ソロでの耐久に特化するのであればLokiやIvaraの透明フレームが優れていますが、こうなってくるとSGはあまり関係ないので割愛します。


 現状ファームで人気の場所は対グリニアなのでナリファイアなど厄介な敵がおらず、CCと高アーマーへの対策さえあれば敵のレベルやフレームのビルドはあまり問題となりません。そのためSGビルドを積極的に採用する理由は乏しいのですが、あえてSGビルドを採用する理由を挙げるならば、慣れるとどのフレームでも同じように扱える点にあると思います。実際久しぶりに使ったFrostは昔ほど不満に思うようなことは特にありませんでした。以前はライフ型で3~4種のmodを耐久のために使っていたのですが、それらのほとんどをアビリティの強化に回せるようになっていたからです。ボタン1つで敵を殲滅できるKhoraほど強くはありませんが、活躍できるフレームが増えてきているのは良い傾向だと思います。


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